朝の会(生徒が自分で活動に取り組む)

実践年度

2016年度

学校の種類

特別支援学級

対象の子ども

中学生

対象の子どもが在籍している学級・学校の障害の種類

  • 知的障害
  • 肢体不自由

実践において対象とした子どもの困難さ

  • 話すこと
  • 動くこと

内容

重度・重複障害児(知的障害・肢体不自由)で発語もない生徒に対して、教員が代行や代弁をするのではなく、生徒が自分で「朝の会」の係の活動に取り組めるように、生徒が自分のできる動きでスイッチを押して、「PowerPoint」で作製した日課や給食メニューのスライドを切り替えていけるようにした。「予定係」の生徒は、丸型の大きなスイッチに自分から手を伸ばし、スライドを切り替えていけるようになった。「給食係」の生徒は、座位保持椅子のヘッドレストに小型のスイッチを設置することで、得意な頭の動きを生かして取り組んでいる。スイッチ教材を活用することで、教師の代行や代弁が大きく減り、生徒の活動量が増えた。「自分でできた。」「先生に褒められて嬉しい」「もっと褒めてもらいたいから次頑張るぞ」という体験の積み重ねが生徒の生き生きとした活動に繋がった。 ()

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