実践年度
2022年度
学校の種類
特別支援学校
対象の子ども
高校生
対象の子どもが在籍している学級・学校の障害の種類
知的障害
実践において対象とした子どもの困難さ
書くこと
内容
授業の振り返りの場面において、従来はワークシートなどで学習内容の再確認をしていたが、比較的障がいの重い生徒の場合、イラストや写真などに鉛筆で丸をつけることが多い。しかし、鉛筆を持つことが難しい生徒は、丸を付ける振り返りが困難であった。また、普段からタブレット端末を使っている生徒も多いため、操作は容易な生徒である。鉛筆による筆記以外の方法で、生徒が授業の振り返りを自力で行うために、タップ操作で入力ができるオンラインのクイズアプリで授業の振り返りを行った。
鉛筆で丸をつけて答えることに代わり、単純なタップ操作だけで答えられることで、意欲的に取りんでいる様子が見られた。今までは見逃されがちだった生徒のちょっとした動作が、実は「選択」をしていたということを個別対応している教師も見取ることができるなどの効果もあった。
(小林 義安)
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