実践年度
2016年度学校の種類
特別支援学級対象の子ども
中学生対象の子どもが在籍している学級・学校の障害の種類
- 知的障害
- 肢体不自由
実践において対象とした子どもの困難さ
- 話すこと
- 動くこと
内容
重度・重複障害児(知的障害・肢体不自由)で発語もない生徒に対して、教員が代行や代弁をするのではなく、生徒が自分で「朝の会」の係の活動に取り組めるように、生徒が自分のできる動きでスイッチを押して、「PowerPoint」で作製した日課や給食メニューのスライドを切り替えていけるようにした。「予定係」の生徒は、丸型の大きなスイッチに自分から手を伸ばし、スライドを切り替えていけるようになった。「給食係」の生徒は、座位保持椅子のヘッドレストに小型のスイッチを設置することで、得意な頭の動きを生かして取り組んでいる。スイッチ教材を活用することで、教師の代行や代弁が大きく減り、生徒の活動量が増えた。「自分でできた。」「先生に褒められて嬉しい」「もっと褒めてもらいたいから次頑張るぞ」という体験の積み重ねが生徒の生き生きとした活動に繋がった。 ()関連研修会・関連情報
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彩特ICT/AT.labo第7回夏季研究大会「明日の授業をデザインしよう」 2018年8月18日(埼玉県): 実践やワークショップ体験を通して、これから特別支援教育ではICTはどう使われていくのかを一緒に考え、「明日」の授業をデザインしまし...