ノートの代わりにOneNoteを活用した調べ学習

実践年度

2020年度

学校の種類

特別支援学校

対象の子ども

小学生

対象の子どもが在籍している学級・学校の障害の種類

肢体不自由

実践において対象とした子どもの困難さ

  • 読むこと・読み取ること
  • 書くこと
  • 落ち着くこと・集中すること

内容

先天性疾患による片麻痺、書字の不安定さ、読字の難しさ(逐次読み)のある児童に対して、タッチやスワイプ、音声入力など強い力を必要としない児童が可能な操作によって、身体機能の状態に左右されず調べ学習に参加することができるようにした。また、負荷の少ない形で書く活動に参加できるようにすることで、学習への意欲が低下することを防ぎたいと考えた。さらに読む力より聞く力が強い本人の特性を活かして、調べた内容を音声で聞くことができるようにした。 上肢の麻痺による筆圧の不安定さに対しては、音声入力を活用して入力を代替した。読むことの難しさについては、調べたいウェブページの内容をOneNote上にコピーし、イマーシブリーダーの読み上げ機能を活用して内容を理解した。使用したい箇所以外は、簡単に削除や追記ができるので、まとめる作業における負荷を減らすことができた。 教員を介することなく、自ら調べ学習に取り組むことができるため、児童も「(教員に頼らず)自分でできた!」と楽しみながら学習に参加しようとする様子が見られるようになった。また、学習で音声入力を取り入れたことにより、自宅のタブレットを活用し、友達や教員の誕生日にはメッセージを入力、印刷しプレゼントするなど、文字に対する抵抗感が減り、日常生活における活動の幅が広がった。 (菱 拓夢)

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