ATスポーツ(アシスティブ・テクノロジー・スポーツ)

ATスポーツ(アシスティブ・テクノロジー・スポーツ)とは

「ATスポーツ」とは、「アシスティブ・テクノロジー・スポーツ」の略で、障がい児者に対して支援技術を活用した身体活動、対戦を通した支援技術の共有をスポーツとして捉えるものである。
「支援技術を活用した」とは、支援機器や、支援機器の操作方法・設定を選定し活用することである。
「身体活動」とは、支援技術を活用した方法を習得し、自らの力で活動することである。
「対戦」とは、他者と競うことで、より適合した支援機器を活用、そのための練習により記録の向上を目指すことである。
「支援技術の共有」とは、相手が使用している支援技術を知り、記録の向上のための方法の幅を広げることである。
従って、「ATスポーツ」には、障がいによる困難さに適した支援機器、支援機器を活用するための支援、支援機器を最適に使用するための練習が必要となる。なお、これらは、参加する人たちのQOL向上のため、共有されるものである。

ATスポーツ大会

ATスポーツ大会ビジョン

  • 障がい児者の視点
    最適な支援技術を見つけることや記録の向上を練習の機会とする
  • 支援者の視点
    体験を通して支援技術の知識を広げる機会とする
  • 支援技術の視点
    記録や支援機器等の使用方法を支援技術の開発や改良のための資料とする

ATスポーツ大会チラシ

ATスポーツ大会2023

ATスポーツ大会2023(大学生の部)

ATスポーツ大会2023運営

  • 金沢星稜大学人間科学部スポーツ学科
    2023年度フィールド基礎演習
    ATスポーツ大会の企画と実施プロジェクトメンバー 7名

今後のATスポーツ大会

対象の拡大

  • 障がい児者に対して支援技術を活用した支援を学ぶ学生に加え、支援を学ぶ一般の方へ拡大
  • 特別支援学校の児童生徒や障がい者へ拡大

競技・種目の拡大

  • 文字入力競技に加え、パソコン操作やタイミングを図るゲームなどの競技を増やす
  • スイッチ入力種目に加え、視線入力、音声入力などの様々な支援技術を利用する種目を増やす

ATスポーツ大会実行委員会

(敬称略・五十音順)

  • 新谷 洋介(金沢星稜大学)
  • 大杉 成喜(皇學館大学)
  • 金森 克浩(帝京大学)
  • 田代 洋章(日本支援技術協会)
  • 田中 栄一(北海道医療センター)

ATスポーツの歩み

  • 2021年4月
    • 金沢星稜大学人間科学部スポーツ学科2020年度フィールド基礎演習「ATスポーツ(仮称)大会の企画と実施」
  • 2021年9月
    • 金沢星稜大学人間科学部スポーツ学科2020年度フィールド基礎演習「ATスポーツ(仮称)大会の企画と実施」
  • 2022年9月
    • ATスポーツ大会2022(大学生の部)金沢星稜大学(新谷研究室)・帝京大学(金森研究室)・皇學館大学(大杉研究室)プレ開催(オンデマンド)
  • 2023年9月
    • ATスポーツ大会2023(大学生の部)金沢星稜大学(新谷研究室)・帝京大学(金森研究室)・皇學館大学(大杉研究室)開催(オンデマンド)

アクセシビリティ機能スキルゲーム(仮)

スキャンゲーム

「スキャンゲーム」とは、項目スキャンを模した、与えられた時間内に魚を何匹選択することができるか、その正確性を得点化し競うものです。項目スキャンによる文字入力に必要なスキルを楽しみながら練習することもできます。

スキャンゲーム